アイスランドラム協会について

Beyond Compare ~比類なきアイスランドラム~

アイスランドは北大西洋と北極圏にかけて広がる、手付かずの自然に囲まれた地質学的に世界で最も若い島の1つです。
そんな島に874年に移住したヴァイキングがもたらした羊たちは他の種と一切交雑することがありませんでした。 海に囲まれた島国であるアイスランドでは他の品種が海を渡ることはないからです。 つまり"アイスランドシープ"は1100年以上前から変わらない純粋な古代種です。 アイスランドラムは自然そのままの肥沃な牧草地で夏の間中、自由に育ちます。
純粋な牧草地はその土地同様の純粋さを持つアイスランドラムを育みます。
その純粋さは他品種と比べることすら必要がない高い水準となっています。

アイスランドラム協会

約1100年前、アイスランドに入植したヴァイキングは、羊たちをアイスランドの豊かな自然の中に放ち、自由に駆け回らせるというユニークな方法で育てていました。
アイスランドの人々はそのヴァイキング時代からの伝統を守り、自然環境を大切にしながらの完全な放牧スタイル、年1回の収穫という慣習を続けてきました。つまり、この伝統はアイスランド、そしてアイスランド人の歴史と共に歩んできたのです。
我々アイスランドラム協会はそんな伝統あるアイスランドラムの生産者・加工者が共同で運営しており、アイスランドラムの魅力を広く正確に届けるために活動しています。

ユニークな血統の優秀さ、そして安全性

アイスランドの羊農家は伝統的に自身の羊たち1頭1頭をトレースし続けています。
また、アイスランドの研究者たちは飼っている羊の90%を繁殖用のデータベースに登録しており、その情報を元に繁殖計画を改善しています。
特に近年の官民協力した努力の結果、アイスランドラムはアイスランドの厳しい気候に耐えうるような強さを残しながら、さらに上質な世界に高く評価される肉質となってきたのです。アイスランドラムは抗生物質、成長剤、抗菌剤などの投薬は一切行われていません。

アイスランドの羊たちは春に生まれ、大自然の中を自由に駆け回り、新芽やスゲ、ヤナギ、アルメリア、モスカンピオン、タイム、ワイルドベリーなどを好きな時に好きなだけ食べて綺麗なアイスランドの水を飲んで育ちます。
9月~10月になるとRéttir(リエッティル)という年に1度の伝統的な収穫の時期がやってきます。
野に放たれていた羊たちを何日もかけて1か所に集め農家ごとに仕分けします。
農家にとっては冬が来る前の、年に一回の収穫です。
自然の営みそのままでの収穫で、アイスランドラムは全て畜齢4ヶ月~5ヶ月の物しかなく、 品質が一定となり、月齢による肉質の差を心配する必要がないラムという所以です。
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